発音矯正の方法
訪問指導によってマンツーマン形式で行うことを原則とします。初回に発音の診断をさせていただきます。これによって生徒さんの発音の問題点を具体的に把握させていただいた上で、ご希望の方には2回目から実際の発音矯正を行わせていただきます。矯正期間は短期・中期・長期の3段階が目安となります。矯正は、英語の個々の音、リズム、イントネーションに至るまで、総合的に行います。
短期
こんな場合におすすめします
- 短期間で台本の英語部分の発音を改善したい場合。
- 近日中に歌う予定の英語の歌を正しい発音で歌いたい場合。
問題があると判断した箇所を1〜2回の矯正で集中的の矯正によって、台本や歌詞の特定部分の英語の発音を早急に改善します。また、舞台の稽古場・リハーサルやライブの練習場などに出向いて直接指導させていただくことも可能です。
中期
こんな場合におすすめします
- 舞台での英語の台詞を正確に発音したいと望まれる場合。
- ドラマや映画で英語の台詞が多い場合。
- 予定しているライブで英語の曲を歌う予定がある場合。
月に2〜3回のペースで1ヶ月から3ヶ月の矯正によって、英語の台詞や英語の歌を目的に合った発音でこなせるようにします。少し先に舞台公演や映画の撮影を予定されている俳優の方、またはライブを予定されている歌手の方におすすめします。
長期
こんな場合におすすめします
- 将来海外の舞台や映画で活躍したいと望んでいる役者の方。
- 英語の曲を中心に海外でライブ等の音楽活動を望んでいる歌手の方。
月に2〜3回のペースで3ヶ月から半年ないしは1年間の矯正によって、台本や歌の歌詞を英語らしく発音できるようになるばかりでなく、普段から正しい発音で英語を話すことができるようにします。
心がけていただきたいこと
発音矯正を受ける方には、ぜひとも心がけていただきたいことが3点あります。
先入観を持たない
- 発音矯正を受ける方のなかには、英語の発音について「こうに違いない」、と思い込んでいる方が多くいらっしゃいます。こうした先入観は上達を妨げる大きな障害になる危険性がありますので。先入観を捨て去り、まずはご自分の耳だけを頼りにして、ネイティブの英語を真剣に聴いてください。こうすることによってたくさんの疑問点が浮かぶはずです。この疑問こそが、発音矯正を受ける時に飛躍的な上達を可能にする大切なポイントになります。
トレーニングは毎日
- 発音の練習は、知識として覚えたことを音声器官の筋肉運動で実践できるようにならなければなりません。この点で発音はスポーツと同じです。好ましい筋肉運動ができるようになるまでは、ひたすらトレーニングを積む必要があります。発音矯正を受けて指摘されたポイントやアドバイスを参考にしながら、毎日のトレーニングを必ず行ってください。
自分の発音を聴く
- トレーニングを積みながら、時おり自分の発音を録音して客観的に聴いてみることを強くおすすめします。ネイティブの発音と聴き比べてみると、新たな問題点が見えてきます。